2022年凱旋門賞も道悪。不良や重馬場適性をみせた出走馬

稍重や道悪もどきではなく、ガチの重馬場をこなした馬をリストアップしています。さすが欧州、10頭もいました・・・

凱旋門賞の馬場を3.4～3.5の稍重～重にしたい主催者の奮闘むなしく、今年も重馬場で行われることになりました（涙

9頭紹介してます。重の愛チャンピオンSで惜しい2着だったフランス3歳馬のオネストを入れ忘れたので、脳内追加お願いします。

凱旋門賞の道悪巧者/h2> トルカータタッソ5牡　59.56kg

凱旋門賞の道悪巧者/h2> トルカータタッソ5牡　59.56kg

この馬は昨年ずっと3列目より外を回ってました。ロンシャンの馬場管理が、奥に池がある関係で偽りの直線の5列目より外がグチャグチャと語ってました。

外側ほど状態が悪いファルスでもずっと外にいたこの馬を鼻で笑ったスミヨン騎手は、ゴール前で鼻で笑われる決着になりました。

メンドシーノ4牡　59.5kg

Tタッソの父アドラーフルクの産駒です。ピーチュレク騎手はこの馬も道悪巧者と語っていますが、いまいち感がいなめません。

2022年6月G2シャンティイ大賞7着　重3.5

フランスの重馬場2走してますが、7着と5頭立て4着です。稍重や良でも成績はぱっとしないし、重で走るかといえば微妙。

マレーオーストラリス5牡　59.5kg

シャンティイ大賞の勝馬。2.29.16上がり36.49でした。道悪を特別に速く走る馬ではありませんが、ロンシャン4.6の不良馬場で写真判定の2着です。馬場次第では着内に浮上するかもしれません。

2020年10月G2Prix de Conseile　不良4.6　2着

ロンシャン競馬場：外回り2200m　4.6不良
走破時計：2:31.52　上がり38.08

ウェストオーバー　3牡　56.5kg

LシルバータンカードS　1600m重

ポンテフラクト競馬場：1600m　重6.9
走破時計：1:51.61　上がり43.25

首差2着のピンク帽です。7日間雨が続いたソフトな馬場で、序盤の坂をちゃんと登り、ゴールまで力強く走れています。

🐎 Mr Professor holds on strongly to land todays feature, the Listed British Stallion Studs EBF Silver Tankard Stakes at an impressive 16-1 for @SilvDSousa and @ahaynesracing 👏@BritishEBF pic.twitter.com/ilfMwBVvxp
— PontefractRacecourse (@ponteraces) October 18, 2021

ブロックで作る凱旋門

モスタダフ4牡　59.5kg

サンダウンパーク競馬場：1600　重、いちぶ不良　5.9
走破時計：1:47.24　上がり：40.18

ゴスデン厩舎の同馬は、3歳だった昨年に不良よりの重馬場を2走し、両方とも1着。かなりのソフト馬場を安定して走れる適正あり。

G1は一走で惨敗、G3は3勝。総合評価は低いものの道悪適正はある。フランケル産駒。
2021年10月C1マイル1着

ルクセンブルク3牡　56.5kg

2021年10月G1　ヴァーテムフューチュリティトロフィーS1着

ドンカスター競馬場：1600m　重6.2
走破時計 1:43.64
上がり:36.77

2歳秋に出走したドンカスターのG1マイルが重でした。不良馬場ではありませんが、正真正銘の重馬場です。重開催の愛チャンピオンSで立証したように、道悪でもゴール前の瞬発力を発揮できる巧者です。2400メートルは初めてですが、馬場は問わないので距離延長だけが焦点のように見えます。

ミシュリフ5牡　59.5kg

C5メイドン1着

ノッティンガム競馬場：1600m　不良4.9
走破時計 1:56.6

Mishriff extends away impressively to land Division I of the MansionBet Proud To Support British Racing Maiden Stakes for David Egan and John Gosden pic.twitter.com/DIOoXjfXBU
— Nottingham Racecourse (@NottsRacecourse) November 6, 2019