アスコット競馬場のコース特徴・高低差・コーナー曲率

海外競馬場高低差

アスコット競馬場のレースに出走し、優勝した日本馬はいません

日本調教馬には厳しすぎる高低差があり、攻略がむずかしいトラックです。
英国王室が所有する、アスコット競馬場のメイントラックと直線マイルコースの詳細をまとめました。

馬場のレイアウト

発走ゲートの位置


  • ラウンドコース:2816メートル 右回りワンターン
  • 直線距離:503メートル
  • コーナー曲率:1角およそR35・直線角R25
  • 直線コース:全長1600メートル
  • 芝の種類:ペレニアルライ6割・牧草meadow fescue cultivars4割
  • 芝長さ:4インチ(10.16cm)維持

レース距離ごとの発走地点


ラウンドトラック

21メートルの高低差


■2400m 発走後760m下り スウィンリーボトム(角)からゴールまで1600m登坂
■2000m 発走後360m下り スウィンリーボトム(角)通過後はゴールまで1600m登坂
■1600m スウィンリーボトム(角)奥から発走。ゴールまで1600m登坂

キングジョージ2400mコースを動画で体験


大丈夫。日本馬だけじゃなく欧州の馬もゴール坂で脚があがる(笑 そもそも出ないので、小頭数開催が一般的です

ラウンドコースのタイム

G1レースの一般的な走破タイムを拾ってみました。

オールドマイル1600m

3歳牡馬限定・斤量57kgのSt. James’s Palace Stakes の時計は、馬場が良ければ1分38秒台、道悪は程度に応じて数秒余計にかかります。

2000m

Champion StakesやPrince of Wales’s Stakesのコースで、前者が斤量59.4kgに対しプリンスオブウェールズは57kgと軽めです。
走破時計はあまり差がなく、良馬場なら2分3~5秒台。悪路は程度によるも数秒余計に時計がかかり、2分10秒前後の決着になることがあります。

2400m

King George VI and Queen Elizabeth Stakesは、古馬(牡)は60kg背負って出走します。良馬場だと2分25~28秒程度の決着。道悪はさらに数秒上乗せで、概ね2分30秒を超えます。レコードは2013年の覇者Novellistの2:24.60。
秋の英国チャンピオンズシリーズで、同コースのG1牝馬戦もあります。やはりキングジョージより数秒遅い時計で決着しています。

直線マイル

直線コースの高低差


■1600m 発走後250m平坦 そこからゴールまで1350mかけ20メートル高低差を登坂
■1400m 発走後50m平坦 そこからゴールまで1350mかけ20メートル高低差を登坂
■1000m 発走後上り坂1000m15メートル高低差を登坂

直線コースのタイム

G1レースの一般的な走破タイムを拾ってみました。

1000m直

King’s Stand Stakes は古馬(牡)で斤量、ブルーポイントやバターシュは58秒台で走破しています。レコードは豪州の6歳牝馬Miss Andrettiの0:57.44。米国のダート牝馬Lady Aureliaも57秒台で優勝しました。
アイビスサマーダッシュのほうが断然速いですが、15メートルの上り坂なので比べようがありません。日本馬が行くとどれくらいで走破できるでしょうか?香港のスプリンターが59秒台で優勝したことがあります。

1600m直

古馬のG1直線マイル戦のQueen Anne Stakesの勝利時計は、良馬場で1分37~38秒台。斤量は57.6kg。ソフト馬場だと1分40秒台を超える決着です。直線でこの遅さの印象がありますが、20メートル高低差の登坂コースなので当然です。
ニューマーケット出身で米国で開業しているワード調教師は、毎年のように管理馬をロイヤルアスコットに遠征させてます。師の馬たちは立派な成績をおさめてます。坂路調教なんかしないのに、アメリカの馬は強いですね。




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