2024年Saudi cup 出走馬を考察すれば見える日本馬連覇の可能性

サウジカップ

勝つ為に知っておきたい

Keep in mind!
・足抜きが悪く弾まない馬場。走破タイムは米国より1分半遅くなる
・歴代優勝タイムは1:50秒前後。最速はミシュリフの1:49.59
・ゲート後コーナーまで900m、ワンターン。
・先行馬と後方からの馬の勝率は、統計的に五分五分
速流れ息を入れる暇がないレースです。去年はパンサラッサが800メートルを45.85秒で通過し、2022年は47.86とスローでした。追走スピードとスタミナを併せ保つ馬が、高額賞金を手に入れます。向こう正面をどのように攻略するか日本馬のカギでしょうか。
日本ダートのスプリント戦ペースで追走したら、もたない馬は直線を待たずに終わります。ついて行くか、それとも後半に賭けるか、陣営と騎手の戦略が重要かな。デルマソトガケは大丈夫そう、他の馬は?
あ~今年こりゃヤバいわ。サウジ調教馬2頭は、元バファート師の管理馬で、1頭はG1馬もう1頭も強い!実質米国優勢の日米ガチンコ対決ですね…
キングアブドゥルアジーズ競馬場ダート馬場特徴・コーナーR・高低差
なぜ遅い?米国のトップホースでも1800m走破に1分50秒かかる。サウジカップの馬場がかくも時計がかかる理由は何なのか?キングアブドゥルアジーズ競馬場の特徴や高低差、コーナー曲率を解説します。

サウジカップの有力馬たち

優勝に近いと思う馬から、順番に並べてみました。

White Abarrio 5牡

2023BCクラシック優勝


アラビアンナイトが45.73秒ペースで牽引し、2番手を追走したサウジクラウンと共に直線で沈んだのを横目に、2頭の後ろを追走したホワイトアバリオが優勝。デルマソトガケが1馬身まで迫って2着のレースでした。
騎手も直線伸ばすオルティス兄だし、軸馬としての安定感ありあり。

デルマソトガケ 4牡

2023サウジダービー 3着


先行馬が44.98で800通過、デルマソトガケは中団追走。サウジのダートとも相性良さそう。葦毛について行って競り勝ちを祈願します。
この馬、2月末のサウジダービー後はUAEダービー逃げて優勝。ケンタッキーダービー6着からBCクラシック2着と、もはや日本馬じゃないみたいな出走歴です。本当に楽しみです。
前年クラウンプライドのKYダービーでは、頭を丸めて欲しくなる騎乗でやらかしたルメール騎手ですが、ここ3戦はペース考えて乗ってるし、サウジカップ持ち帰るかも。

Defunded 6牡

2023 G1Hollywood Gold Cup 1600m


サウジ調教馬扱いですが、昨年末に買われて転籍した米国馬。G1二勝2着二回、2023年10月G1オーサムアゲイン1800mではペガサス組のナショナルトレジャーとセニョールブスカドールを破ってます。
ペガサス組より実力は上っぽい印象。リードも番手もOKでペースに合わせて位置取れるし、距離不安もないですね。

Camel Road 4牡

2024 1月13日 King Faisal Cup1600m 優勝

米国バファート厩舎で管理されていた馬で、昨年4月サウジへ転厩。サウジアラビアのベストホースと言われています。レーティングは114で同じくサウジからエントリーのDefunded116に次ぐ2位。Quality Road産駒。
この馬も怖いですね。距離はマイルから1700m経験、今年1月のキングファイサル杯では、800を46.62秒のペースで
番手追走。直線は流して圧勝。追走スピードもスタミナも合格点です。

National Treasure 4牡

2024 ペガサスワールドカップ優勝


先月開催のペガサスWCを勝ち、サウジカップの切符を手にしました。バファート厩舎の管理馬です。猛追して2着に食い込んだ6歳Senor Buscadorも出走します。
前年はプリークネスを制しました。際立ってはいませんが、行き足がつき追走スピードあるし、10ハロン走れるし上位の可能性あるかも。コーナリングが上手いです。昨年日本のマンダリンヒーローが2着になったG1サンタアニタダービーでは4着と後塵をはいしました。

クラウンプライド 5牡

2023 帝王賞2着


3.4歳シーズンは善戦マンからイマイチ戦績を揺れ動いてましたが、帝王賞をみると悪くはない気がします。サウジカップの鞍上はモレイラ先生。外そと回す人じゃないですからね。ワンチャン上位入線期待したいです。

サウジカップ適性に疑念を感じる出走馬

レモンポップ 6牡

去年のドバイG1ゴールデンシャヒーン1200mは10着と大敗。陣営のコメントは、馬場は合ってたが一線級のスピードと息を入れる暇がないペースについて行けなかった。このとき先行馬は最初の600を34秒台、800を44.98秒で通過しています。

サウジカップの800mは、この馬がマイル戦で刻むラップより1秒くらい速くなります。このペースでゴール前直線もつか、控えて追走しゴール前上がりの脚はあるか?と思うと不安が残ります。

ウシュバテソーロ 7牡

去年のドバイWCを制し、秋のBCクラシック5着。先頭から9馬身後方を追走し、3コーナー抜けて上げていき、直線追い込み5着。日本馬の戦い方の一例を見た感があります。直線向いたときちょいバテに見えましたが、そこからのスパートは流石でした。

メイショウハリオ 7牡

メイショウハリオ兄貴も、向こう正面から飛ばすより、日本馬の戦いをしてほしいと思う一頭です。出遅れて3着まで追い込んだ昨年のフェブラリーSの仕舞の脚は光ってました。ひとつでも着順を上げてゴールしてほしいです。

Hoist The Gold 5牡

2023BCスプリント6着。もっそりした米国調教馬です。スプリントからマイルを走ってますが、ちょっと上位は難しそうに見えます。出足は良いがそこまで速くもないので、ハイペースを生成する1頭みたいな印象。

Saudi Crown 4牡

前行く葦毛君で、BCクラシックはアラビアンナイトとレースを牽引しましたが、力尽きて10着。45秒台のペースは速すぎたのかガス欠してました。4歳走り盛りの年齢なので、展開が向いたら上位あるかもですが、優勝は難しいかも。

Power in numbers  4牡

2023年の6月まで米国で走ってた4歳馬です。昨秋からサウジアラビアへ転籍。サウジ調教馬3頭の中では、一番遅い印象です。

Luxemburg 5牡

芝のネオムターフ出走へ

2023 香港カップ2着


2022年の愛チャンピオンステークス優勝。昨年はオーギュストロダンの2着、香港カップも2着と善戦。
登坂コースや重、パワースタミナを要求されるレースは得意ではない印象。サウジカップを好走した芝馬は、ミシュリフとパンサラッサを筆頭に、ベンバトル、日本のジオグリフも4着と健闘しました。
バリードイルはダート調教とはいえ、初回出走のマジックワンドは合わずに止まったし、この馬は勝った2頭の芝馬に並ぶかといえば違う感があります。

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