我が家は、日本のどこにでもありそうな平屋住宅です。気づいたら白蟻に棲みつかれてました。被害の発覚から駆除まで、リアルな体験談と飛んでいった費用の話をまとめています
白蟻がいるなんて、全く気づきませんでした。姿をみせず静かに家を食い散らす破壊者を見つけたときは、すでに被害総額7桁でした。「シロアリなんて、緑ゆかたかな田舎の話でしょ?」
違います。食われているのは、大きな交差点を左折して3軒目の我が家です。
今すぐ床にキナコみたいな木屑がないかチェックして。指で弾いて柱の音を聴いてみて。
- 「被害発見」
- 「業者に頼むかセルフ駆除か?」
- 「各社のリアルな見積」
- 「2段階のシロアリ退治」
- 「節約DIY予防」
フローリングに虫食い
最初の異変
思いおこせば、2年ほど前です。玄関の床に、齧られたような跡が出来ていました。一辺の長さが1.5センチくらいの三角形のキズです。
もちろん、脳内にシロアリの概念はありません。自分たちの暮らしとシロアリが交差する日が来るなんて、このときは想像もしませんでした。
木くずの粉を掃除機で吸って、青森ヒバオイルをシュシュっと吹き付けたの。それで忘れることにしたんだわ・・
2年後に2度めのアラーム
どんな風の吹きまわしか、玄関ラグの下敷のスベリ止めを剥いで、掃除機をかけることにしました。毎回はいで掃除しないのか?、してませんでした(汗。このときは、なぜか気分が乗って、丁寧に清掃しようと思いついたのです。
虫の知らせだったのかもしれません。剥がしてみると・・・ギヨッ・・
2年前の傷から、2メートルほど間隔をおいた場所です。
家長は「ねずみの仕業だ」と断言!が、ねずみは一匹も見たことがありません。
おぼろげながら、見過ごしてはいけない問題だと悟りました。まだ、犯人は白アリだと気づいてないのかよ?鈍すぎだとお思いでしょうが
脳内に概念がないとき、白アリの仕業だと、どうして気づくことができるでしょうか?
ついにシロアリが姿を現す
畳に粘土っぽい塊が
カーペットをはぐったら、これが飛び込んで来ました。うわっ!声を出して仰天「畳がカビて固まってる?」
食べられた部屋は、家飲みゲスト用の宿泊スペースに使っています。TVとベッドと時計椅子だけのガランとした和室です。
それでも毎日風を入れ、2週間に1度は掃除機をかけます。敷きっ放しのい草カーペットを剥いだらこれ・・
カビにしては、ちょっと様子が違うようです。
テレビ台の下にシロアリが
ついに、食害の犯人と対面するときがやって来ました。持ちあげたテレビ台の下に、そいつらが行ったり来たりしています。(次回業者さんが検査に来たときに動画を撮影してアップしようと思います)
あとで知ったのですが、この白く細い物体は、職アリの部隊なのだそうです。巣におわします女王蟻や、女王陛下を護る兵隊アリに、せっせと食糧を運ぶ勤勉な姿がとらえられています。
わずか7ミリ程度の小さな虫のくせに、家を倒壊させるパワーを持つふざけた集団です。よりによって我が家に棲みつくなんて・・血の気が引いていくのがわかりました。
いつもは互いに好き勝手してる家長と妻は、同じ方向を見据えながら思いをひとつにしました。
「一匹残らず根絶やしにしてやる」
自分たちで駆除するか業者に頼むか、悩んだ末の結論とは?
「シロアリが自宅を食べてる!」第2話:自分で駆除か業者に頼むか?
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