前売りオッズ評価
2強は米国調教馬
オッズ筆頭がテイバ、続いてカントリーグラマー。その後に日本馬が続いています。日本馬トップ評価はジュンライトボルト
日本馬最高評価はジュンライトボルトで、パンサラッサが4位、クラウンプライド5位、カフェファラオがその次、昨年覇者のエンブレムロードを挟んでジオグリフともう少し後ろにヴァンドギャルドが並んでいます。日本馬のダ-ト1800持ちタイム
日本馬持ちタイム一覧表です。アメリカ調教馬と比べると見劣りしますが、相手なりに走る馬もいるので期待は捨てないようにします。日本馬のサウジカップ走破時計は、概ねチャンピオンズC+2秒です。休む暇がないワンターンを1分50秒台で完走しないと上位入線はできません。
ジュンライトボルト6牡 | ’22/12 | チャンピオンズC優勝 | 1:51.9 |
---|---|---|---|
クラウンプライド4牡 | ’22/12 | チャンピオンズC2着 | 1:51.9 |
カフェファラオ6牡 | ’20/12 | チャンピオンズC優勝 | 1:50.2 |
パンサラッサ6牡 | ’22/3 | 芝ドバイターフ優勝 | 1:45.77 |
ジオクリフ4牡 | ’22/2 | 共同通信杯優勝 | 1:48.1 |
ヴァンドギャルド7牡 | ’22/3 | 芝ドバイターフ3着同タイ | 1:45.77 |
いっぽう日本のペースは48秒~49秒台です。普通に考えると、アメリカの馬について行ったら脚がもちません。
スピードのある芝馬が、サウジのダートをこなせたら面白いと思います。現地調教では下を向いて違和感を示してる馬はいなかったので、走るまでは誰にも分からないんじゃないかな。個人的にはジオクリフの足さばきが良かったので掲載しておきます。
ジオグリフ本馬場追いきり
🏆サウジカップ
ジオグリフ追きり👍この走りは良き💨💨
流石ドレフォンの息子って感じで
期待もてそう🤩鞍上はルメさん🙃 pic.twitter.com/np2Yzblzp6— 管理人へんてこでそーな (@Nimporte_quoi_A) February 23, 2023
サウジカップの有力馬
Taiba 4牡
・GUN RUNNER- NEEDMORE FLATTERY
・7戦4勝(G1は3勝)連帯率71%
・7戦4勝(G1は3勝)連帯率71%
1800m持ちタイム1:46.24
G1Haskell Stakes頭差2着
・モンマスパーク1800 4コーナー周回
・馬場状態Fast
・800通過46.96秒 勝馬と頭差2着1:46.24
・馬場状態Fast
・800通過46.96秒 勝馬と頭差2着1:46.24
サウジカップ初代王者マキシマムセキュリティ(まだタイトル未剥奪)がハスケルを制した際の勝ちタイムは、1:47.56でした。
テイバのペンシルバニアダービー優勝タイムは1:48.67。ハスケルは前半ペースが速かったので、スミス騎手が道中緩めて直線で他馬をとらえての同タイ2着。サウジカップを勝つには1分50秒台入線が必須ですが、まったく問題はなさそう。
ブリーダーズカップはフライトラインの9馬身後方で3着入線。フライトラインが怪物すぎる為、どうしてもかすみますが、力のある馬です。
前めに位置どりますが、熟練のスミス騎手がペースをきっちり計って乗ってる印象。マークに最適な馬では。
Country grammer 6牡
・TONALIST – ARABIAN SONG, BY FORESTRY
・14戦5勝
・4歳以降の戦績は連帯率100%
・昨年のドバイWC優勝、サウジカップ2着
・14戦5勝
・4歳以降の戦績は連帯率100%
・昨年のドバイWC優勝、サウジカップ2着
直近レースG2サンタントニオS
・サンタアニタ競馬場 周回4コーナー1700mFast
・斤量55.8kg
・800通過46.16 勝利時計1:43.45
・斤量55.8kg
・800通過46.16 勝利時計1:43.45
この冬サンタアニタ競馬場に常駐して、現地無双の感があるデットーリ騎手が鞍上。サウジカップでもコンビを組みます。昨年末12月26日に開催されたレースです。5歳の秋をこえ若干スピードが落ちた印象もありますが、まだまだ健在、安定感も消えてません。
昨夏のG1パシフィックC2000mでは、フライトラインの19馬身後方の2着。
EMBLEM ROAD 5牡
2022年のサウジカップ優勝馬。外からカントリーグラマーを差して1:50.52秒で優勝しました。サウジカップ後はフランスG3ヴィシー大賞へ遠征し、芝では5着でした。
帰国後ホーム緒戦は2023年1月オープン戦のダートマイル。62キロのトップハンデで優勝1:37.86
サウジカップの紅2頭
地元サウジアラビアで国内レースを勝ってサウジカップに参戦する2頭の牝馬がいます。今年2月開催のガルフカップで1.2フィニッシュを決めたサンセットフラッシュとレガルタリズムです。勝馬サンセットフラッシュはかつて英国で調教され、レガルタリズムはフランスで走っていた女の子です。優勝は難しそうな走破時計ですが、6頭出走する日本馬より先着する可能性はあるのかも。
SUNSET FLASH 7牝
7歳の彼女は今シーズン連帯率100%。スプリントからマイルまでの短め距離の馬ですが、クロージングの脚はなかなかのものです。2023年2月ガルフカップ1600m このレースの斤量は58.3kg。60~62kg背負って走る彼女にしては軽めですが、本番は55.5kgと普段より5kgも背中が軽いので、掲示板めざして頑張ってほしいものです。日本馬がSaudi Cupで勝つためにはー戦略について考察
世界ダートのトップクラスが集結するサウジカップで、日本馬の優勝が見たい。アメリカの馬と同じ走り方では勝てない。テーオーケインズ、マルシュロレーヌに伝えたい米国調教馬を倒す戦法です。
キングアブドゥルアジーズ競馬場ダート馬場特徴・コーナーR・高低差
なぜ遅い?米国のトップホースでも1800m走破に1分50秒かかる。サウジカップの馬場がかくも時計がかかる理由は何なのか?キングアブドゥルアジーズ競馬場の特徴や高低差、コーナー曲率を解説します。
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