2022香港スプリント日本馬が勝つために〆たい3頭の香港馬

2022香港国際競走

香港スプリントで戦う香港勢は、かなり手強そうです

香港スプリント王ウェリントンや、上り調子の4歳馬ラッキースワイネスに先着しなければなりません。
去年の4コーナー多頭落馬事故で怪我をしたラッキーパッチも、ようやっと復調しました。
香港スプリントの歴代勝ちタイムから、日本馬は勝てそうか考察してみます

G1香港スプリント近年の勝ちタイム

日本の持ち時計1分7秒ちょいあれば

日本調教馬はロードカナロアと、その息子ダノンスマッシュが優勝しました。去年はレシステンシアが優勝馬に0.13秒遅れた2着、藤原厩舎のストレートガールも2014年に1:08.75で3着入線しています。
年・馬場状態優勝馬勝タイム400m800m1200m
2021GSkyfield1:08.6623.8921.9422.83
2020Gダノンスマッシュ1:08.4523.0922.4622.90
2019GBeat the clock1:08.1223.7121.8622.55
2014GFAerovelocity1:08.5723.3622.3122.90
2013GFロードカナロア1:08.2523.8922.4721.89

ブックメーカーの前売りオッズ

全ブッキーの評価を並べたオッズチェッカー香港スプリント前売りでは、日本馬は4位にいました。誰でしょう?そりゃそうだ!我ら国民の妹メイケイエールは、1分6秒台を2度もマークしたスピード馬ですから。鞍上のマクドナルド騎手たのみますよ!
そこで、日本馬が倒さなければならない3頭を調査しました。

日本馬に先着しそうな3頭

スプリント王者ウェリントン 6歳セ

戦績:30戦11勝
レーティング:120
血統:All Too Hard 母父More Than Ready
特徴:中団追走から直線スパート

2022年10月香港プレミアボウルハンデ戦優勝

距離・馬場:シャティン1200 堅良
勝ちタイム:1:07.78
斤量:ウェリントン61kg 2着馬56kg


2着のラッキースワイネスより5キロ重いトップハンデ61キロでしたが、直線豪脚でとらえ優勝。堅良馬場の利もありましたが、日本式なら1分6秒台のタイムです。いつもより前目で追走し、45.40秒のペースでラスト400を22.18秒は立派です。
2022年の成績は4-0-0-2。香港スプリントの前哨戦JCスプリントは、直線不発で6着入線で、どしたん?と心配させました。レース後歩様がおかしかったと報道も。
本番はライアンムーア騎手を鞍上にむかえて、勝ちに行きます。

ラッキースワイネス4歳セ

戦績:10戦7勝 1200~1400m
レーティング:115
血統:Sweynesse 母父Red Clubs
特徴:行き足つくまで時間いる
プレップレースを快勝して、ブッキー評価の1位につけています。鞍上はパートン騎手で申し分ないけど、コロナ再陽性の報道がありました。

2022年11月G2香港JCスプリント1着

距離・馬場:シャティン1200 堅良
勝ちタイム:1:07.55
斤量:G1馬58Kg 勝馬55kg

この馬ゲート後あんまり速くない。
ウェリントンに負けた前走、お初重走のときはパートンがガシガシして前に出しました。今回は7番手追走し、直線で前にたって優勝。同じ55キロ背負った1.2着馬の区間ラップを見てみると
1着⑪LUCKY SWEYNESSE23.9321.7421.881:07.5532.80
2着④LUCKY PATCH24.1321.4622.031:07.6232.83
この馬が本番勝ってもおかしくない。ウェリントンが謎の不発。2着ラッキーパッチの走りに輝きがもどった。ただし騎手が22歳の若手でイマイチ・・
みんな控える馬だから、日本馬の騎手はしっかり進路シメないといけませんね。
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ラッキーパッチ 6歳セ

戦績:34戦5勝
レーティング:115
血統:El Roca 母父ディンヒルダンサー
特徴:
昨年の香港スプリントでパートンが騎乗した1番人気。直線ターンで起こった多重落馬事故で競走中止になりました。ピクシーナイトよりもダメージは軽かったのでしょう。
今年の4月に復帰し、事故後の成績は0-1-1-5。上にあげた2022年11月香港JCスプリントで、優勝馬と競りあった惜しい2着。やっと1分7秒台の走りを取りもどしました。
悲劇から二人三脚で歩いてきた鞍上のチャウ騎手は、22歳。勝った馬はパートン騎手です。やっぱ追い負けしますよね。
今回もチャウさんが続投かどうかは不明ですが、馬は復活モードです。頑張ってほしい一頭です。
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