2022香港カップ日本馬連覇へ警戒はRomantic Warriorだけ

2022香港国際競走

香港カップは日本馬が3連覇中です。

もちろん今年も勝てそう。連覇の邪魔になりそうな馬はたった一頭だけです。日本馬123フィニッシュに割って入りそうな香港調教馬、ロマンチックウォリアーを調査しました。
なかなか優秀な戦歴の香港中距離エースはどれくらい強いのか?あからさまにしてみます。
今年の香港カップは3着まで日本馬が独占か、ロマンチックウォリアーがどこかに食い込むかになりそう。日本馬の着順考えるレースだね
2022香港スプリント日本馬が勝つために〆たい3頭の香港馬
勝った日本馬はたった2頭。香港スプリントで日本馬に立ちはだかる3頭の強い香港馬を調査しました。相手は格上、騎手も腕利き乗せてくる。でも勝てるかも?

Romantic Warrior 4歳セン馬

基本情報

成績:9戦8勝 1200~2000
父:Acclamation 英国調教G2スプリンター 母父Street Cry
どんな馬?:2021年香港ダービー馬。中団追走の差し馬 1敗は1800でカリフォルニアスパングルの4着
レーティング:120
シャム調教師によると、距離はマイルがベスト。香港マイルを希望してたようですが、ゴールデンシックスティやカリフォルニアスパングルにスピード負けするため、カップへ来ました。
まずは、香港カップの前哨戦ジョッキークラブカップ優勝動画をチェックします。青白の染め分け帽で、鞍上は豪州のJマクドナルド騎手です。怪我で休養中の主戦ティータン騎手の代打として、わざわざ呼び寄せられました。

2022年11月G2ジョッキークラブカップ優勝

距離・馬場:沙田2000m 堅良
斤量:RウォリアーとRエンペラー58kg他55.8kg
勝利時計:1:59.23

逃げたMoney Catcherの前半通過ペースは、日本式計時では58秒台後半くらい。この馬は4番手追走から4コーナーを3位で通過し、直線で先頭に立ちゴール。

なかなか強そう、勝ちタイムも2分きってます。次で弱点をさらす前に、ひとまずほほう~と感心してさしあげましょう。本レースには香港カップ出走予定の馬が4頭います。
逃げて力尽きたMoney Catcher、2着のTourbillon Diamond 4着Ka Ying Star と昨年ラヴズオンリーユーの3着で本レース最下位入線のRussian Emperorです。
次に、9戦8勝のロマンチックウォリアーが負けたレースをチェックします。この馬に欠けてる要素があらわになりました。

ロマンチックウォリアーの弱点

2022年2月香港クラシックC4着C動画
パートンが乗ったCスパングルが全区間リードし1:46.98で優勝。前半800通過タイムは47.5秒くらい。ロマンチックウォリアーはゲート速かったけど下げて外を追走。前半50秒くらいで走ってます。
日本式ならCスパングルが46.3秒くらい、ロマンチックウォリアーは48.8秒くらい。ラスト400は勝ち馬が23.66秒に対し、この馬23.50
JCマイルで逃げたマネーキャッチャーすら、1800メートルの本レースでは捕えられませんでした。
この馬あんま速くない。ハイペースが嫌いだし溜めても末脚がイマイチ。パンサラッサとジャックはどれくらい飛ばして、このソコソコ君を封じることができるかな?

ラヴズオンリーユーの香港カップと時計比較

ラヴズオンリーユーとラップ比較をしてみます。ロマンチックウォリアーの方が1秒以上勝っています。これは馬場差。
今年のJCカップは優勝馬から6着まで1分59秒台で入線してます。
ロマンティックウォリアー25.9623.5023.9323.0122.831:59.23
ラヴズオンリーユー香港カップ26.3224.5823.8123.0422.912:00.66
ロマンチックウォリアーの上がりは34.16秒でした。ペース速くなかったし、堅良なんだし、せめて33秒台で上がれよって思います。
香港マイルで再戦する、ゴールデンシックスティとカリフォルニアスパングルG2ジョッキークラブマイルは両馬32秒台。
日本馬がロマンチックウォリアーに負けたらおかしい。

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