2019年に新設されたBahrain International Trophyは、サヒール競馬場で開催されます。発走は11月20日本時間22時です。
今年は、日本調教馬の先陣を切ってディアドラが出走します。ディアドラに合うコースかどうか、形状や高低差を視覚化してみました。
この馬場ちょっと変。アップダウンや曲率を測りながら、これまでにない違和感を感じたよ
ここは本来競馬場ではなかったのです。もともとは、自動車レースサーキットでした。
米国にあるPocono Racewayを完全縮小コピーして造られたサーキットです。
いきさつは不明ですが、競馬場に魔転用されてます。
Bahrain Sakhir Racecourse
バーレーン競馬場のコース形状
バーレーンインターナショナルトロフィーのコース
■ 距離2000メートル(全長2350m 幅20m)
■ 右回りコーナー2
■ つねに良馬場 降雨があってもほぼ影響なし
■ バンク傾斜は無 直線手前コーナーで内外約40センチの傾斜
■ 距離2000メートル(全長2350m 幅20m)
■ 右回りコーナー2
■ つねに良馬場 降雨があってもほぼ影響なし
■ バンク傾斜は無 直線手前コーナーで内外約40センチの傾斜
Pocono Racewayはコーナーバンクが最大14度もあり、こりゃ馬が転ぶと心配しましたが、傾斜は修正され問題はありません。
この馬レーティング106です。もっと速い馬は、2分切りそう。
難癖をつけるとすれば、第2直線とホーム直線の入口でブレーキがかかる構造です。
減速の理由は、次の高低差が教えてくれます。
バーレーン競馬場の高低差
ストレートの入口に小さな山が配置されたり、曲率が小さいコーナー通過で減速を余儀なくされますが、全体としては速馬場です。
直線も600メートルと長いので、ディアドラ向きでしょう。
凱旋門賞の直線で重馬場に阻まれ、スパート出来なかった無念をここで思いっきり晴らして欲しいです。
バーレーンインターナショナルトロフィー概要
概要
バーレーンは、国際セリ名簿基準委員会の基準で、パートⅢ国の格付けのため本レースは重賞ではありません。発走:2020年11月20日 日本時間22:00
出走資格:レーティング95以上
フルゲート:14頭
斤量:3歳56.5kg 4歳以上58kg 牝馬-2kg 年内にG1勝利した馬は+1.5kg
出走表明:11/15日 枠発表は11/18
出走資格:レーティング95以上
フルゲート:14頭
斤量:3歳56.5kg 4歳以上58kg 牝馬-2kg 年内にG1勝利した馬は+1.5kg
出走表明:11/15日 枠発表は11/18
賞金
遠征費補助
招待馬の輸送費用は主催者もち。検疫の関係で直行ルートがない場合はチャーター手配。飼料・装蹄料金・馬房費用空港からの送迎費用も負担。厩務員さん2名分のエアチケット負担、ただし馬に帯同輸送は出来ない。オーナーと調教師にはビジネスクラスの往復チケット各2名分と4泊分の宿泊費用支給。ジョッキーには一人分のビジネスクラス往復チケットと3日分の宿泊費用が1人分が支給されます。
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