「2022年サウジカップ結果」全馬着順と走破時計ペース分析

2022年サウジカップ

全馬の着順と走破タイム

G1Saudi Cup 26Feb2022

NameCountryTime
1Emblem Road 4牡KSAW.Ramos1:50.52
2Country Grammer 5牡USAF.prat1:50.60
3Midnight Bourbon 4牡USAJ.Rosario1:50.87
4Making Miracles 牡7KSAA.Moreno1:51.41
5Aero Trem 牡7UruguayV. Leal1:51.62
6Marche Lorraine 牝6JPNC.soumillon1:52.75
7Secret Ambition 牡9KSAT. O’Shea1:52.88
8T O Keynes 牡5JPNK. Matsuyama1:53.07
9Mandaloun 牡4USAF.Geroux1:53.82
10Magny Cours 騸7FranceM. Barzalona1:53.96
11Real World 牡5UAEF. Dettori1:53.98
12Art Collector 牡5USAL. Saez1:54.06
13Sealiway 牡4FranceR. Moore1:55.91
14Mishriff 牡5GBD. Egan1:58.10

レース動画

馬場:Kアブドゥルアジーズ Fast
距離:左回りワンターン1800m
勝利時計:1:50.52

芝馬全滅の原因

昨年と異なる馬場

最下位になったミシュリフの陣営や、欧州芝馬勢のコメントを拾ったところ

  • 昨年の馬場より深く湿って重かった
  •     

  • ウッドチップを減らし砂を多めに配合したのではないか?
  • キックバックが激しく芝馬はパニくった
  • バックストレッチの狂ったような速流れ

UAEの9歳牡がレース牽引

Secret Ambitionの区間ラップ

Secret Ambition7着1:52.8824.1523.0624.6525.5413.12
シークレットアンビションは、去年のゴドルフィンマイル勝馬で9歳のマイラーです。前半のスピードは見せ場作りではなく、この馬の普段ペースです。
この馬が飛ばしたおかげで、ミシュリフは400~800メートルの区間を22.53秒で走らされ、出遅れた勝馬エンブレムロードも22.81秒と流れに乗りました。
ミシュリフは3~4コーナーで失速、シークレットアンビションはゴールまで残り300メートルあたりで力尽きました。優勝したエンブレムロードは800~1200メートル区間も24.52秒と安定したスピードを保ち、外から鮮やかに追いこんで勝ちました。
勝馬の上がりは最速ながら、37.99秒でした。馬場慣れしてるとはいえ、距離延長に屈せず、スピードのある強い馬です。ドバイワールドカップ回避は残念です。
テーオーケインズのサウジカップは、400~800メートル区間で終わったと思います。松山ジョッキーは「日本で経験したことのない厳しいペースについていけず」と語ってました。
日本じゃこんな前傾ラップで走らないから、付き合うと終わっちゃう。ラボでも入れて、日本馬が上位狙える走破ペースの最適解を見つけてもらったほうがいいよ。凱旋門賞に必要なのもこれ。




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