平成最後の4月12日、アマゾンジャパンがプライム会費の改定を発表しました。日本上陸から12年、ついに値上げの封印が解かれ、プライム会員の寝耳に冷たい水鉄砲が発射されたのです。
では、今から取り戻しましょう。あなたもルンルンAmazonも喜ぶ、正攻法かつウィンウィンの千円奪還方法をご紹介します。プライム会員じゃないあなたも、ちゃっかり便乗できるんです。ションボリしてないで、貰っちゃいましょう!
プライム会費値上げ分を取り戻す方法
会費変更ビフォーアフター
プライム会費は月額で110円、年間で1000円値上がりしました。
アマゾンプライム会費
年間3900円→4900円
月間390→500円
プライムの学割プランも見てみましょう。デフレ脱却に悶えるニッポン。私大の新入生の一日あたりの生活費は、平均677円です。やりくりが大変な学生の肩に、年間550円の負担増がのしかかります。年間3900円→4900円
月間390→500円
プライムスチューデント会費
年間1900円→2450円
月間200→250円
年間1900円→2450円
月間200→250円
アマゾンチャージで1000ポイント奪還
アマゾンのアカウントがあれば、誰でも出来る超カンタンな方法です。なければ今から作りましょう、30日後に実践できます。前述しましたが、プライム会員ではないあなたも対象です。
あなたのアカウントの、アマゾンチャージを利用します。スマホやPCで申請して、コンビニに寄ったついでに行います。翌月もらえる1000ポイントは10年間有効です。やったね!
- 1.ネットで申請
- 2.コンビニに立ち寄ってチャージ
- 3.チャージで買い物の翌月に、千ポイントバック
アマゾンチャージとは
あなたのアマゾンアカウントに、残高を追加する方法です。残高の有効期限は、チャージした日から10年間。これから10年間、アマゾンでは絶対買い物しないから!と決めているひと以外には、超お得なサービスです。アマゾンチャージの目玉は、最上段にこそっと記載されている、現金チャージで初回購入1000ポイントの特典です。
1000ポイントのほかにも、お買い物のさいのポイント還元率が、最大2.5%と優遇されています。5千円から9万円まで、お好み金額を入金できます。還元率を考えると5千円が一番お得ですね。
自分の買い物用に5000円チャージします。この入金でお買い物。すると、翌月に1000ポイントが、ど~んとあなたの懐に。これで、値上げ分がアッサリ相殺されてしまうのでした。プライムスチューデントの皆様は、相殺後450円まる儲けです。
3つの注意点
・クレジットカードで入金しない
・1000ptバックの期間は未定
・1回こっきりの特典
特典ゲットで気をつけることは、3点です。・1000ptバックの期間は未定
・1回こっきりの特典
クレジットカードで入金してしまうと、1000ptバックは消えてしまいます。アマゾンはクレカ会社に支払う手数料が惜しいので、皆さんに還元しているのです。察してあげてください。
2017年の4月から始まったこのサービスの、終了日は未定です。止めるときは、2週間前にページ内でお知らせしますね~と記載がありました。申し込もうと思ったら、終わってた・・現象にご用心です。
また、千ポイントバックは、アカウントに対し一度だけ受けられる特典です。過去に利用したことがあるあなたは、別の方法で値上がり分を奪還してくださいね。
プライム年会費の国際比較
日本は高い安い?
国 | 年会費(日本円換算) |
---|---|
USA | 13328 |
英国 | 11561 |
ドイツ スイス | 8694 |
日本 | 5000 |
ルクセンブルグ フランス オランダ | 6208 |
メキシコ | 5367 |
インド | 1608 |
中国 | 6482 |
※初年度割引がある中国・メキシコは2年目からの通常会費
※サービス内容は世界共通ではない
価格とサービス内容にバラツキ
プライム会費は、国民ひとりあたりのGDPに比例はしていません。2018年のGDP統計では、首位がルクセンブルグ、スイスが2位でした。会費はトップのルクセンブルグより、スイスの方が高額です。これは、前者がフランスアマゾンのサービスを利用しており、後者のサービスはアマゾンドイツが提供していることが理由でしょう。世界で最も会費が高いのは、アメリカです。会員総数の半分をしめるアメリカの年会費は、一万円を大きく超えます。
日本のひとりあたりのGDPは、25位でした。転落ぶりに、あらためて戦慄が走ります。表をざっと眺めると、プライム会費が日本より安いのは、インドだけでした(笑
プライム会員のサービス内容も、世界均一ではありません。各国の物流状況やいろんな国情に応じて、微妙に異なっています。それにしても、日本の会費はダントツで安いですね。
なぜ日本の会費は安いのか
経済状況が理由というよりは、ライバルの存在によるところが大きいようです。「アマゾンが駄目なら楽天で買えばいい」選択肢に困らない日本では、会費を低く設定しなければならない事情があったのでしょう。値上げに踏み切ったアマゾンの自信
アマ楽の2018年の決算書から、日本での売上総額をひろってきました。アマゾンが1兆5350億円で楽天市場が8775億円です。利用者数はそれぞれ4000万人規模ですが、売上高ではアマゾンが完勝です。他国と比較して、安すぎる日本の会費設定を見直しても問題ないと踏んだのでしょうね。
アマゾンジャパン様、今回の値上げ分は、アマゾンチャージでありがたく取り戻させていただきますよ~!
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