シーズン1第一話が無料で見れる
Amazonプライムやプライムスチューデント会員は今すぐ無料で見れますまだ会員じゃないければ、30日間の会員無料お試し期間を活用して、ちゃっかり見ちゃいましょう。ブレイキングバッドは、2時間映画でもどってきます。ドラマを見てると、映画の面白さは倍増します。それ以上に、この世を去るまでに見ておかないと、三途の川を渡るときに後悔必至の傑作です。
ウォルターはあなたに似ている
ここにたどり着いたあなたは、主人公のウォルターみたいな人ではありませんか?家族のために毎日勤めに出て、住宅ローンを背負い、もしかしたら、ダブルワークや副業もやってるかもしれませんね。
幸福かというと違います。けれども彼はこうつぶやくのです。「わたしは生きていた」自宅と勤務先を往復するだけの日常から抜け出して、犯罪に手を染め、大胆不敵にたちまわった人生の最終章を回想して、生きていたと漏らすのです。
あなたには出来ません。でもドラマを見ながら、ウォルターの人生をいっしょに満喫できますよ。シリーズを追うごとに彼は変貌し、彼に対峙する悪党のグレードもケタ違いにアップします。
ブレイキングバッドのラスボスは、アメリカ犯罪ドラマ史上最高の悪党と称賛されたキャラの持ち主です。正体をあらわした麻薬ビジネスの黒幕が、この人だったかとわかったとき、驚いて思わず声をあげてしまうでしょう。
ブレイキングバッドの意味
Breaking badは南部の方言
break badは、アメリカ南部のスラングです。アメリカ人に聞いても?で、関西弁のように耳慣れたフレーズでもありません。ブレイキングバッド製作者のヴィンス・ギリガン氏も、初めてきいた言い回しと答えています。ウォルターが住むニューメキシコ州のアルバカーキでは、「悪事をはたらく、犯罪を犯す、道を踏みはずす」のような意味合いで使われています。ちょっと悪さするといった軽いニュアンスではなく、より重い悪事を指すようです。
シーズン1の1話に、この言葉が使われたシーンがありました。ジェシーがウォルターに「Over sixty、why、it’s just gonna break bad ?(60歳すぎて、なんで悪事に手を染めようとしてるんだ?)」ウォルターは50歳だと返すだけで、まじめに返答しませんでした。
シーズン1-1話のあらすじ
地味で気弱な化学の先生
ウォルターは高校で化学を教える教師です。若い頃は、マンハッタン計画で知られるロスアラモス国立研究所で、科学者として働いたこともありました。50歳のウォルターは、妊娠中の美人妻スカイラーと高校生の息子ジュニアと3人で、平凡でつつましい暮らしをしてます。妻はEbayのオークションで小金を稼ぎ、ウォルターはガソリンスタンドのレジの副業バイトで、家計のやりくりに励んでいます。住宅ローンが10年も残っているのです。
彼の義弟ハンクは、麻薬取締局のマッチョな捜査官です。あるとき軽い気持ちで、ガサ入れに同行しないか?とウォルターに声をかけます。
車のなかで捜査の様子を見ていたウォルターは、隣家の2階から飛び降りて逃走する裸の男を目撃します。かつて自分が落第させた生徒、ジェシー・ピンクマンでした。
ウォルターがブレイクバッドする理由
50歳には辛いダブルワークの日常を過ごすウォルターに、運命の転機がおとずれます。バイト先のスタンドで倒れ、救急車で運ばれた病院で、ステージ3の肺ガンが見つかったのです。余命はあと2年です。- 妊娠中の妻と生まれてくる子ども
- 脳性マヒで障害のある息子
- 住宅ローン
- ガンの治療費
相棒にされたジェシー・ピンクマン
ウォルターは、かつての教え子ジェシーを訪ねます。麻薬捜査のガサ入れのときに、まんまと逃げたあの青年です。「仲間も金も何もかも失ったお前は、ビジネスを知っている。わたしは化学がわかる。」あっけにとられるジェシーに、一緒にクリスタルメスを作ろうと持ちかけたのです。「さもなくば、お前は警察行きだ」中古のキャンピングカーを手に入れた2人は、ひと気のない砂漠にキャンピングカーをとめて、覚せい剤を作りはじめます。ウォルターが精製するメスは、そこらに転がっている粗悪品とは違います。誰にもつくれない、高純度で最高のメスなのです。
強敵のクレイジーエイト
覚せい剤の卸売りをしているクレイジーエイトは、麻薬ビジネスの世界ではジェシーより格上です。頭の切れる若者らしく、残酷で鋭い眼光を放っています。メスを売りに彼の家を訪れたジェシーは、DEAに踏み込まれたときに捕まった相棒のエミリオと再会します。ジェシーに売られたと恨んでいるエミリオとクレイジーエイトは、銃をつきつけ、ウォルターのもとへ連れて行けとジェシーに命じます。
キャンピングカーに着いたエミリオが見たのは、ガサ入れの際にDEAの車の中にいた男でした。また嵌められたと怒り狂う彼らに囲まれ、ウォルターは絶対絶命のピンチです。ボコボコにされたジェシーは、倒れて気を失っています。
「メスの作り方を教えるから助けてくれ」ウォルターは、交換条件を出しました。教えた先に待っているのは、間違いなく銃弾です。
殺られる前にリン化水素で先手をうて
メタンフェタミンを精製するふりをして、ウォルターは有毒ガスを発生させます。キャンピングカーに残され、もがき苦しむ2人は、この後どうなるのでしょうか?緑のシャツとパンツ一枚の姿で、ウォルターは誰に向けて銃を構えているのか。なぜズホンを履いてないのか、場面は第一話の冒頭のシーンにもどってきました。運命が彼らをどう弄ぶのか、あなた自身の目でストーリーを確かめてくださいね。
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