リレーアタック対策にアルミ缶やキーケースが役に立たなくなる理由

リレーアタック・車盗難

「こんなに簡単に盗まれるのか」

レクサスのロックを解除され、盗まれる寸前だった東大阪市の男性が発した一声です。
日本で初めてリレーアタックの犯行がビデオに収められてから、1年半が過ぎました。
映像が映し出したのは、消毒作業中の保健所職員のような格好をした男です。、電波増幅キットを家の中へ向け、スマートキーの電波を拾っています。
1.5メートルしか飛ばないはずの電波が、10メートル離れた位置でキャッチされました。ドアが開くまで10秒です。
あれから1年半、リレーアタックによる車盗難は、日本でも定着し進化しています。

外出先の駐車場でリレーアタック被害・犯行動画

 >>リレーアタック機器の実物<< 


車をロックし歩き去るドライバーを、男が尾行しています。ブリーフケースの中身は、電波中継器です。
スマートキーの電波をキャッチし、車の側に控えた男の受信機へ送ります。電波がとどくとドアは開き、エンジン始動も成功です。
実はこれデモ動画です。このリレーアタック機器を製造販売しているエヴァンコネクト氏(仮名)が、友人の車で実演してみせたもの。
エヴァン氏の機器は、FB4Sのスマートキーを除く全車種に対応。価格は約100万円です。本人いわく、製造コストは3000円でした。
FB4Sシステムは、ロールスロイスやメルセデス、アウディ、ベントレーなどの高級車のスマートキーに採用されています。22-40Kヘルツの周波数帯の電波で送信します。
これまで、FB4Sのスマートキーは破られていませんでした。安全神話はもう終わり。エヴァン氏は、FB4S対応の機器をまもなく世に出すと宣言しています。
これでキーレスエントリーの全車種が、リレーアタックの対象です。
すべての車両を狙える新バージョンの価格は、130万円くらいです。名目は、セキュリティーテスト機器なので違法ではありません。こんなの泥棒しか買いませんよね・・
べつに怖くないよ。車の鍵を電波遮断 キーケース に入れておけば100%防げます。アルミの缶でもいいんです。節電モードより安心です。
リレーアタックは不用心な人が被害にあうだけですが、もっと恐ろしい物を紹介します。
悪党は非常に進化しています。アルミ缶もキーケースも、役にたたない時代が来たことを知ってますか?

もっと恐ろしいコードグラバーとは

Pandora2.4バージョン

リレーアタックユニットがオモチャに見えるくらい、高性能のキットです。代表格のデバイスPandora2.4を例に、コードグラバーを使った車泥棒手順を説明します。
コードグラバーは、ドライバーが下車してドアロックするさいに、信号をコピーして記憶させる機器です。30メートル離れた位置でお手軽に複製キーが作れます。
これでドアロックが解除され、エンジンも始動し、愛車はどこかへ走り去っていきます。

BMWも簡単に盗める

Kev Southさんの実験動画を見てください。Pandora2.4をポンと車のわきにおいて、ドアを開けるあいだにコードが複製されるのです。信号をキャッチできる範囲は、30メートルです。


ドアが開いても、キーがなければエンジンは始動できない筈ですよね。ところがどっこい、Pandora2.4は、難なくスタートさせてしまいます。
そりゃそうですよね、あなたの鍵のクローンですから。
愛車の盗難防止に人気のハンドルロック。ダイヤル式だから鍵の紛失トラブルなし

Pandora2.4の性能

Pandora2.4が動作するか、実際にためしている動画です。

ターゲットの車の近くに停車します。目的の車のドライバーが下車してロックをかける一瞬に、車の中からスマートキーの信号を盗んでコピーしています。
開錠も、動かず行なっています。アンロックした車に乗車し発車させれば、盗難は成功です。
失敗するはずがありません。犯人が持ってるのは、あなたのスマートキーの複製です。まるで自分の車のように乗りこんで、誰にも不審がられることなく走り去って行くことでしょう。
「コードグラバーとは何なの?」画像や映像をまじえて詳しく解説
コードグラバーが使われた可能性のある自動車盗難事件が、茨城県で発生しました。本当であれは、やっぱり上陸したかと憂鬱です。日本では知られていない、恐ろしいキットについて、詳しく紹介します。

Universal Remotoでパワーアップ

ゲートのある駐車場に停めているから大丈夫
悪党どもにはゲートなんかありません。車庫や駐車場のゲート信号をコピーして、通せんぼを解除するコードグラバーで簡単に突破されています。

Universal Remote


Pandora Remoteという名でセット販売されているPandora2.4とUniversalRemoteのコンボです。ユニバーサルリモートは車庫や駐車場のゲートを開けるキットです。
使われたら、盗んだ車の進路をふさぐものは無くなります。
あなたの愛車はスムースに解体工場へ運ばれ、船旅の末にたどり着いた国で新しいオーナーのために復元されるのでしょう。

コードグラバーの入手は比較的簡単

国内の通販サイトでは見かけませんが、Ebayで売ってました。中国やタイに台湾、ロシア産の類似品もたくさんあり、価格帯は5万から10万円です。ちょっとググれば、誰でもお取り寄せできそうです。
こうした機器の所持を、条例で禁止している自治体もあります。盗難先進エリアの愛知県の自治体などです。国内への輸入を、税関が止めてくれるかどうかはわかりません。
そもそも知らないものは止められないわけで・・警察庁や関係各位に積極的に情報を伝えていかないといけませんね。

コードグラバーから愛車をまもる方法

盗難防止はハンドルロック、タイヤロック、ブレーキロック

スマートキーを専用キーケースに入れておけば、リレーアタックは防げます。ただしコードグラビング対策にはなりません。
スマートキーの信号が複製されるのは、あなたがドアをロックしたり解除するときです。電波を遮断した状態で、この操作はできません。信号はかならず外へ漏れてしまいます。
セキュリティデバイスより、愛車を物理的に動かせなくする対策がおすすめです。セキュリティは破られますが、物理ロックはなかなか取り外せません。
壊そうにも目立ってしまうし、泥棒の目にとまれば抑止力はバツグンです。
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選んではいけないハンドルロック

最近のイヤな傾向です。ハンドルロックで武装した車が何台も盗られてます。
知恵をつけた泥棒が、ハンドル自体を電動カッターで切断してロックを外しています。交通事故のさいに凶器にならないよう、ハンドルは硬度が低い素材で作られています。
この盲点がつかれています。切断されて無力化されるまで、1分かかりません。これを防ぐには、
スポークに固定できるものがいいよ。最強はキタコのハンドルロックでも高額だもんね。WRAP のハンドルロックも安心です。切断できないし、盗もうとしたらもの凄いアラーム音が危機を周囲に教えてくれます



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