ストラディバリウスが凱旋門賞で勝てそうにないシンプルな理由

2020凱旋門賞
陣営
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長距離の実力は証明し尽くしました。別の王冠を載せてやりたいんですよ

ですね。
流行遅れ気味の長距離よりこのご時勢、凱旋門賞を勝つほうが種牡馬価値アップにつながりそうです。
長距離では敵なしのストラディバリウス6歳は、3歳のアスコットでステイヤー路線に転向し

24戦16勝うちG1が7勝

  • グッドウッドカップ(3200m)4連覇
  • アスコット金杯(4000m)3連覇
  • 長距離3冠達成
輝かしい成績で、重い斤量も背負えるし、好きじゃないが重馬場も走る、上がりも速い、と三拍子揃っています。初めての海外遠征もスマートにこなせました。
そんな素晴らしい馬が、なぜ凱旋門賞で勝てそうにないのでしょうか?

走りのテンポ

1ハロン13秒台が染みついたペース

この馬は3歳からステイヤー。道中の1ハロンを平均13秒台で走ります。
凱旋門賞は勝負どころの上がり3ハロンを無視すると、ハロンあたり12秒台のペースが一般的です。重馬場でなければ、勝ち馬の上がりは33秒台~34秒台です。
今年6月に、ストラディバリウスがニューマーケットの2400メートルを走ったさいの区間ラップです。ガイヤースを果敢に追走し、速いペースに対応もしました。
が、同じ斤量のアンソニーヴァンダイクに負けたのは、体に染みついた走行テンポの違いが原因ではないでしょうか。

長年駅まで10分で歩いてきた通勤ルートを、7分に短縮したときの違和感とせわしなさ・・
凱旋門賞が11秒台で流れることはないでしょうが、ストラディバリウスの快適ゾーンより速くなるのは必至です。

フォワ賞

凱旋門の前哨戦フォワ賞は、逃げ馬がいないレースでした。
ストラディヴァリウスとAVDが先行し、馬のペースで走らせた結果、まれに見る良馬場のスローペースになりました。

前半は飛ばさないのがお約束のコースでも、1400通過が1分36秒台は驚きの遅さです。AVDに騎乗していたバルザローナ騎手は「ストラディバリウスを意識しながら走ったが、速度を上げなかった」

やっぱ、生粋のステイヤーにとって気持ち良いペースってこれなんじゃ。でも上がりは32秒79で、ナガノゴールドの次に速かったよ

凱旋門賞にハイペース職人のガイヤースはいません。でもサーペンタインが行くでしょうし、顔ぶれも13秒台の面子ではありません。余程の悪路でもないかぎりペースは5秒以上速まりそうです。
対応は出来ても、慣れないペースを要求される2400メートルです。ある程度スピードを殺すソフト馬場なら、3着はあって良いと思います。そうでなければ?




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