「2021年凱旋門賞タルナワ」どんな馬場状態でも爆発する脅威の末脚

2021凱旋門賞

オペラ賞じゃなく凱旋門賞に出ていたら?勝てたかも

理由は後述しますが、当日のロンシャン不良馬場の直線を、一頭だけまともにスパート出来た馬がタルナワでした。
欧州シーズンが開幕しトップホースたちが緒戦を飾るなか、タルナワ姉さんはゆっくり休暇中です。アイルランドのアガカーンスタッドで休暇を楽しむ姿がツイートされました。
で、今年はどこで始動するんでしょ?


すでに厩舎へもどりトレーニング開始しました。去年と同じ8/7コークのギブサンクスSか、8/5日レパーズタウンのバリーローンSで始動予定です。どっちも2400mのG3ステークスだよ

タルナワってこんな馬

・14戦8勝うちG1は3勝
・ロンシャンの上がり3ハロン32秒台、不良馬場でも34秒台
・父は短距離系のシャマルダル。距離走れる母のタラナで2400もこなす
・斤量58キロは無問題

始動はG3 Give Thanks Stakes

コークの2400m

8月7日にアイルランド南部のコーク競馬場で行われる、Give Thanks Stakesの三連覇を狙う可能性のほうが高そうです。
この競馬場は2ターンの右回りで、全行程のコース高低差は2メートル程度しかありません。タルナワは600mの長い直線でぐいっと伸びて、快勝するパターンです。
昨年は2:35.78秒の速くも遅くもない時計で勝ち、シーズンをスタートしました。良馬場で斤量は62キロでした。

4歳秋の大成長

仏レース主戦のスミヨン大誤算?

凱旋門賞の前哨戦G1ヴェルメイユ賞・ロンシャン2400m良を勝ったとき、スミヨン騎手は「追加登録料を払って凱旋門賞に出たほうが良いか?」と助言を求められました。
回答は「アークの一線級と戦うには力不足」でした。
ヴェルメイユ賞は指数3.2の良馬場開催です。デットーリのダームマリオットが引っぱって、1000メートルを通過63.73で通過。直線ターンを7番手でまわったタルナワは、6頭まとめて交わして1着。

なんと上がり32秒81だったよ!府中でもあるまいし32秒は凄いよ。良馬場だからアリかもしれない。でも不良馬場でも、タルナワさん爆発しちゃったよ

実は同日開催のフォワ賞でも、全出走馬が32秒台の上がりを計時しています。ただし、前半1000メートルが71秒台のペースの結果です。良馬場でこのペースは凱旋門賞でもありえない。ノーカンです。
もったいないことに、タルナワは凱旋門賞へシフトせず、登録していたオペラ賞を走ることになりました。

不良馬場でも爆発する末脚

G1オペラ賞 2000m牝馬戦


タルナワは指数4.6の不良馬場で、全レース最速の上がり34.88秒で牝馬のG1戦を制しました。
凱旋門賞当日のレースラップでは、34秒台で直線を駆け抜けたのはタルナワだけです。オペラ賞と凱旋門賞のコースや斤量は同じですが、距離は400メートル短い2000mです。ゲートを出ると直ぐに10メートル高さの登坂が始まります。
1000通過ペースは71秒台で、凱旋門賞より2秒遅い超スローでした。
凱旋門賞の勝馬ソットサスの上がりは36.61秒、エネイブルが37秒台、当日の千直レースのスプリンター勢もふくめ、ラスト3ハロンが35秒をきった馬はタルナワだけです。
道悪巧者ながら、この不良馬場の直線のパフォーマンスは驚きです。
タルナワは、馬場をとわず驚異的な末脚をくりだす馬です。遠征する日本馬にも大きな脅威でしょう
ちなみに、ヴェルメイユ賞では今年のRoyal Ascotのハードウィック2400mの勝馬ワンダフルトゥナイトに快勝し、オペラ賞ではプリンスオブウェールズSでラブの2着に健闘したオーダルヤも下しています。
4歳秋に大成長をとげたタルナワ姉さん、わたしはラブやスノーフォールよりこちら推しです。

タルナワの不安は一つだけだよ。凱旋門賞が速い流れになっても、末脚は炸裂するかな?ブリーダーズカップの直線も凄かったけど、勝ったG1のペースはすべて遅かったよ

ミシュリフもスロー専ですが、この馬はロンスパ出来ますからね。直線で爆発したが届かずにならないように、スミヨンの手腕に期待したいです。
ミシュリフは2021凱旋門賞の優勝候補
シーマクラシックをレコード勝ちしたミシュリフは、凱旋門賞へ向かいます。坂が不得手な馬ですが、凱旋門賞で勝てるでしょうか? シーマクラシックの区間ラップをもとに、ミシュリフの強さを検証してみます。残念ですが、クロノジェネシスとラヴズオン...

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