「2020年凱旋門賞結果」全馬走破タイム・上がり・馬場状態 

2020凱旋門賞

波乱の幕あけ波乱の完結、第99回凱旋門賞の

  • 馬場状態
  • 全馬の走破タイム
  • 上がりラップ

など詳細を記録しました。

3度めの制覇に挑んだ1番人気エネイブルは、6着。2番人気のストラディバリウスとともに、仲良く着外へ沈みました。
蓋をあければ、フランス調教馬が圧勝した1日でした。アラブ馬と地元馬向けレースを除く6レース中の5レースを地元勢が制し、3着内に入れた英愛勢はわずか5頭でした。
波乱の原因は4.6の不良馬場。英国の重馬場をこなすトップホースも、ロンシャンの深く粘る不良馬場に完敗しました。

凱旋門賞結果・走破時計

馬場状態と天候・雨量

馬場状態:4.6 不良
天候:曇り 気温15度
降雨量:24時間の雨量1.5ミリ 日中予報2ミリ
風:20~50km/時 南風

全馬の走破タイム・上がりラップ

着順 馬名 馬齢・斤量Kg 走破時計 ラスト3ハロン
1 ソットサス 4歳59.5 2:39.38 36.61
2 インスウープ 3歳56.5 2:39.41 36.45
3 ペルシャンキング 4歳59.5 2:39.67 37.21
4 ゴールドトリップ 3歳56.5 2:39.65 36.65
5 ラービア 3歳55.0 2:40.00 36.96
6 エネイブル 6歳58.0 2:40.33 37.55
7 ストラディバリウス 6歳59.5 2:40.43 37.68
8 ディアドラ 6歳58.0 2:40.84 37.49
9 ウェイトゥパリス 7歳59.5 2:40.84 37.64
10 ロイヤルジュリアス 7歳59.5 02:40.97 37.70
11 シャシュナック 3歳56.5 2:44.36 42.04
マイラーのペルシャンキングが先頭でレースを牽引。1400m通過は1:35.72と非常に遅いペース。3番手で追走したソットサスが、残り400mで先頭に立ちそのままゴール。
5.6番手のエネイブルとストラディバリウスは、残り600mをきった直線でギアを入れるも、ぬかるんだ馬場に足をとられ進まず。
ストラディバリウスの後方のディアドラは、インを突き追いこむ素振りを見せたが、スパートには至らなかった

不良馬場

ゴスデン調教師の警告

エネイブルのゴスデン調教師が、異例の警告を発しました
陣営
陣営
エネイブルの単勝は1倍台。負けなどありえないようなオッズだが、大いにある。この馬場はエネイブルからチャンスを奪う。

同じくストラディバリウスに関しても以下のように語っています。


ロンシャンとアスコットの重馬場は全く違う

  • 英国のレースコースは丘陵地にある
  • かつての大陸の衝突や造山活動が生んだ地形で古く固め
  • 重馬場は表面に水を含み、粘るというより滑る
  • ロンシャン競馬場は沖積平野の上にある
  • セーヌ河が運んだ細かい粒子でできた地層
  • 含水で粘り足にまとわる
重馬場で3000メートルもつストラディバリウスも、このような馬場は経験がなくトレーニングすらしたことがないと、師は発言しています。
日本馬の悲願達成にも、大きなマイナス要因になるでしょう。この馬場に近い4.2~4.5の状態で、2着入線を果たした馬がいます。オルフェーヴルです。2度めの挑戦のときでした。

ディアドラの走破タイム

2分40秒84、8着でゴールしました。
昨年の4.1より更に悪化した4.6の馬場で、58キロの斤量を背負い最後まで走り続けたのは立派なことです。
ちなみに、昨年の日本馬の時計がこれ。

キセキ(スミヨン) 2:36.00
ブラストワンピース(川田) 2:38.43
フィエールマン(ルメール) 2:41.73
連覇がかかるナッソーSで、ゲートを嫌がりゴール前でスルスル後退したディアドラは、この直線で行こうとする闘志を見せました。陣営は次走があることを匂わせています。

バリードイル勢の回避

10月1日に優勝候補の3歳牝馬のラブの回避が発表されました。馬場指数が4.0以上に悪化する見通しをうけ、ラブが走るには現実的ではないという理由です。
10月3日、サーペンタイン・ジャパン・モーグル・ソヴリンの全頭回避をクールモアが正式発表。Gain Equine Nutrition社の飼料に混入したドーピング成分ジルパテロールが検出されたことが原因です。
バリードイルの4頭も、最初に陽性反応が出たフランス調教馬と同じ飼料を使っていました。10月2日に一報をうけフードを切り替えて再検査を申請しましたが、結果は陽性だったため出走を断念しました。


GAIN Equine Nutrition社の10月10日付け発表によると
コモディティ取引会社から仕入れた材料の糖蜜にごく微量含まれていたとのことです。
コントレイルが挑戦するかもしれない来年の凱旋門賞は、コロナが綺麗に明け、全馬無事に出走がかない、スピードを発揮できる良馬場で開催して欲しいよね




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