レイパパレは本当に強い?スピードや距離適性、コーナリングを検証

スーパー牝馬

レイパパレは、宝塚記念へ舵を切りました。

陣営は、マイル~折りあえば2000メートルまでの馬という認識をひるがえし、マイルのG1ではなく、国内トップホースが集結する宝塚記念に参戦します。
レイパパレは、どれくらい強いのか?グランプリで競うライバル達と比較しながら、検証してみます。

レイパパレの戦績

日付レース名距離斤量着順タイム上がり千通過・コーナー順
2020/1/11新馬戦京都1600良5411:37.535.661.7通過2-2
2020/6/63歳上1勝C阪神1600良5211:33.934.658.8通過6-7
2020/7/26糸魚川特別新潟1800良5211:45.333.260.0通過3-3
2020/10/18大原S京都1800稍重5211:46.335.059.6通過1-1
2020/12/05G3チャレンジC阪神2000良5311:59.934.662.0通過2221
2021/4/4G1大阪杯阪神2000重5512:01.636.859.8通過1111
前めで走り自己ペースより速い展開だと、ちょっと後ろに下がるね。控えたときは上がりが速く自由自在。斤量が軽いから勝てた疑惑も大阪杯で払拭したよ

レイパパレのスピード

遅くはないが言うほど速くもない

三冠馬とスピード女王に先着し、世間を震撼させたレイパパレの良馬場走破タイムと同コースの基準タイム(レコード)を乱暴にも比較してみます。
・新潟1800m 1:45.3 上がり33.2秒 基準タイム1:44.6
・阪神2000m 1:59.9 上がり34.3秒 基準タイム1:57.2

コントレイルと比べると

コントレイルは新潟で走ったことがありません。阪神は、新馬戦とレイパパレに負けた大阪杯の経験だけです。良馬場でも負けるのでしょうか?道が良ければコントレイルの方が速そう。
好位につけて抜けだすコントレイルの瞬発力は、秀逸です。福永ジョッキは、これまでのレースで発揮した以上の末脚があり、まだ使わせたことがない瞬発力があると公言しています。
・宝塚記念はディープボンドが出走
・日本ダービーのように、コントレイルを先導して進路を確保
・先行するレイパパレにプレッシャーをかける護衛駆逐艦役もありそう

クロノジェネシスに先着できる?

2020年クロノジェネシスが優勝した大阪杯は、良馬場でした。時計は1:58.4秒、60.2秒ペースの流れを3番手で追走しラスト3ハロンを34.0秒でゴール。
G1とG3を比べるなと言われればそれまでですが、流れも上がりも時計も上まわるクロノジェネシスより速いか?といえば疑念がわきます。
・クロノジェネシスは稍重より悪路は全勝
・上がりは馬場状態よりペースに左右される

デアリングタクトの3冠を止められた?

秋華賞に出走してたらレイパパレが勝っていたとされ、ここで3冠は阻止されたという議論です。レイパパレは秋華賞直前に開催された、大原ステークスで勝ちました。
レイパパレ 京都1800m稍重 1:46.3
デアリングタクト 京都2000m稍重 2:00.6

時計の差は14.3秒です。レイパパレが不足分の200メートルを走ると、14.3秒以内でゴールするのは確実なので、幻の女王と評されています。

・レイパパレは京都の外回りコース
・デアリングタクトの秋華賞は内回り
・大原S(良)勝利時計は概ね1:46秒台、稍重で46秒台は優秀
・秋華賞(良)は1:58秒台が一般的
そもそもコースが違うし、時計は遅くても4コーナーで勝利が見えたほど、秋華賞は楽なレースでした。
阪神は外まわりの方が時計が遅いよね。じゃあレイパパレのほうが速いんじゃない?
デアリングタクトやグランアレグリアは、京都・阪神のマイル時計対決ではレイパパレに勝っています。論争の決着は直接対決に持ち越されました。

レイパパレの適正距離

認識を変えた大阪杯

陣営は、ハイペースでリードした道悪の大阪杯の最後のひと伸びを見て、距離延長もこなせると踏んだのでしょう。
馬体はマイラー評価だし、毎回落ち着つきのない走りっぷりです。「もっと穏やかな馬に仕上げてください」とリクエストした川田騎手の言葉も頷けます。
逃げては直線で捕まっていたお母さんのシェルズレイっぽい気性かもしれません。
行きたがりでもそこまで酷く見えないし、暴走しなければ200メートル延長はこなせそう。
宝塚記念は前半から飛ばしていくレース。最初の1000メートルは58から60秒くらいで流れるよ。
①コーナー上手
②持続する脚
③力とスタミナ
が欠けると、ゴール坂でふるい落とされて負けちゃうよ

レイパパレはコーナー上手い?

インで無駄なく回れる

前めを行くので、いつも内ラチ沿いでコーナーを通過してます。
パトロールビデオを見ると、回りながらぐんと加速するコーナリング達人には見えませんが、外に膨らまずソツなく回っています。

道悪適正

クロノジェネシスやデアリングタクトに勝る?

レイパパレは重馬場の大阪杯を59.8秒のペースでひっぱり、上がり最速36.8秒で突き放す激走でした。パトロール動画
で検証すると、直線の荒れてないレーンへ進むことで脚をもたせた印象もあります。これはモズベッロもコントレイルも同様でした。
クロノジェネシスの上がりのスピードは、ペースに左右されても馬場状態は不問と言わんばかりです。荒れたレーンでもガンガン進んでます。
デアリングタクトも、重馬場の金鯱賞パトロールを見ると足の回転に衰えはありません。勝者ギベオンが走った最内は乾いており、荒れも軽いように見えます。
ゴール前で歯をくいしばって追い抜くガッツが戻れば、レイパパレに劣ることはないんじゃないかなあ。

宝塚記念レイパパレの死角

相手強化と厳しいマーク

3冠コンビやクロノのほかにも、復調したラヴズオンリーユーやカレンブーケドールが参戦を表明しています。
良馬場なら、矢のような脚で追い込んで来る馬が何頭もいます。道悪なら安心というわけにもいきません。距離が伸びるぶん、カレンブーケドールやモズヴェッロも警戒する必要があります。
マークとプレッシャーも相当キツくなりそうです。レイパパレはこの面子を撃破できるでしょうか?ちょっと難しそうかな。



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