アーモンドアイと対決するビューティージェネレーションってどんな馬?

アーモンドアイ

世界のスーパーホース、BeautyGenerationとAlmondEyeの対決が実現すれば、2019年の安田記念は世紀のイベントになりそうです。

ビューティージェネレーションのプロフィール

血統

香港で連勝を続けているビューティージェネレーションは、ニュージーランド生まれの7歳せん馬。世界ランキング1位のマイラーです。
見ての通り筋肉モリモリで、華奢で可愛いアーモンドアイとは全く馬体が違います。脚が長めのサイみたいにゴツい。

彼の父親Road to Rockは、現役時代オーストラリアでマイルから中距離、母のStylish Belも同国でマイルレースを走っていました。

父は36戦6勝、母は26戦14勝で現役を退きました。両親に、特別な華やかさはありません。Road to Rockの交配相手を探していた生産者のトムリンソンさんが、たまたま見かけて直感でビビっときた繁殖馬が、ビューティージェネレーションの母になりました。
ビューティージェネレーションは、3歳でオーストラリアを離れ香港に移籍します。移籍というより、ふるわず売られて太平洋を渡りました。この年に去勢もしています。

遅咲きのマイラー

香港に売却された当初は中距離が中心で、成績は冴えませんでした。頭角を現しはじめたのは、2017年の秋です。中距離から1400や1600メートルの短距離シフトで、見違えるような馬に変身しました。

 

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美麗って書いたピンク色のメンコがトレードマーク。目を保護するパシュファイヤーとブリンカーを使い分けてるよね。

 

昨年2018年は8戦6勝、2019年も3戦全勝です。2019年4月現在、最強マイラーとして、世界競走馬ランキングの頂点に君臨しています。
この馬は、香港の2つの競馬場が主戦場です。移籍前のオーストラリアをのぞけば、海外のレース経験はゼロ。馬主のクォク氏の当面の目標は、香港の賞金獲得ランキング1位を目指すことであり、噂されていたドバイミーティングにも出て来ませんでした。




ビューティージェネレーションの戦績と時計

2018・19年の出走マイルレース

2018・19年に出走した1600メートルのレースに絞って掲載しています。全レース1着です。因みに芝1600mの世界記録は1分30秒7です。
レース名 斤量(kg) 時計
チェアマンズトロフィー 58 1.33.26
香港マイル 57 1.33.52
ジョッキークラブM 58 1.32.60
シャティンターフ 60 1.33.07
香港チャンピオンズM 57 1.34.31
スチュワーズカップ 57 1.35.02

速くて強いがそこまでじゃない

※重要事項
読者さんに教えていただきました。香港はゲートオープンが計測の起点ですが、日本は助走後の開始だそうです!なのでBGの時計は日本式だと1.2秒から1.5秒速い模様です。
そうなると、凄くヤバイですね。日本で強い馬と本気走りしたら、記録の塗り替えもあながち夢じゃないかも。貴重な情報ありがとうございます☆
ビューティジェネレーションが公式戦で出した最速記録は、2018年11月のジョッキークラブマイルで叩いた1.32.6です。これは・・ダノンプレミアムが読売マイラーズカップを制したラップと、全く同じです。ダノンの斤量は57kgで1kg負担は軽いのですが、肩を並べる素晴らしさです。
ビューティージェネレーションが本当に安田記念を走るなら、ダノンは這ってでも出走すべきですよね。経験とオーラでは格違いのBGの胸を借りるべき。安田では両馬58kgと同じ重量負担で対決です。

アーモンドアイvsビューティージェネレーション時計比較

2018桜花賞

アーモンドアイの1600メートル公式自己ベストは、3歳春に出走した桜花賞の1:33.1です。直線の15頭抜きは、圧巻でした。
2018 桜花賞
実はこのときの区間最速ラップは、ゴール前ではなく200~400メートル区間です。アーモンドアイはどんじり付近に潜んでいたので、カメラワークの圏外でした。行きたがったのを、ルメール騎手が抑えたのかもしれません。
先行しても問題がないことは、昨秋のジャパンカップで実証されました。桜花賞のアーモンドアイの斤量は55kg、安田記念では56kgと、いつもより1kg負担が増えます。

アーモンドアイ桜花賞Sectional time/ハロン 

①12.3秒 ②10.7 ③11.5 ④12.1 ⑤12.1 ⑥11.5 ⑦11.3 ⑧11.6

区間ラップ比較

日本では「上がり3ハロン」こと、ゴールまでの600メートルのラップが重要視されています。馬が全力で走れる持続距離が600メートルと言われているからです。
香港では400メートル毎の区間記録を残しているので、香港流に比較しました。両馬の1600m公式最速ラップを使っています。
ビューティージェネレーションのラップは、2018年Jockyclub Mileの記録です。出遅れたせいで、400から1200mを爆走して前に出てきました。普段の上がりはアーモンドアイの桜花賞より速い(笑
区間 AlmondEye B Generation
0-400m 23.0 23.70
4-800 23.8 22.81
8-1200 23.8 22.62
12-1600 22.9 23.51
安田記念は1600メートルを競うレースです。末脚が武器のアーモンドアイには、直線が少し短かめですが、早い段階から前へ出ていけば、天下のマイラー・ビューティジェネレーションでも十分倒せると思っています。
ジャパンカップでは先行して、ゴール前で見事にキセキを捉えたアイちゃんです。勝手知ったる府中のコースだし得意の左回りと有利です。
ダノンプレミアムの前走も、素晴らしい速さでした。これぞマイラーって感じの走り。伏兵と呼んでは、まことに失礼ですね。どの馬が勝利してもおかしくない戦いですが、わたしは絶対アーモンドアイ単勝です!
エコ贔屓が混じってます。が、アーモンドアイは全力で抜きに行く馬なので、騎手がタイミングを誤らない限り、先頭でゴールすると思います。




安田記念注目3馬の動向

ビューティジェネレーション

4月23日の正午に締め切られた予備登録に、ビューティジェネレーションの名前がありました。彼は4月28日の日曜日に(日本時間17:00)香港G1チャンピオンズマイルを控えています。安田記念に参戦するかどうかは、結果次第のようです。
チャンピオンズマイルには、いつもと同じく彼を負かせそうな馬はいません。下は、数日前のムーア調教師さんの談話です。

日曜のレースを見てから、オーナーと決めていきたい。個人的にはアーモンドアイと戦ってみたい

ドバイミーティングは結局パスでしたが、今回は馬主さんも乗り気とのこと。ダノンやアーモンドアイの出走にひるむほど、ヤワな王者じゃないですよね。
速報!
ビューティージェネレーションがチャンピオンズマイル圧勝。パートン騎手から嬉しいつぶやきが発信されました。もうこれ、絶対に実現しそうです。


ダノンプレミアム

4月24日付けの報道で、安田記念出走に意欲マンマンの発表がありました。発言主は、調教助手さんです。

ジョッキーは川田将雅騎手です。レース後はまだ運動のみの調整ですが、状態をみながら乗り運動を再開する予定です

アーモンドアイ

凱旋門賞を見送る発表のあと、国枝トレイナーが、安田記念を次走候補にあげました。えっ安田?なんで安田?なんでマイル?でしたが、ビューティジェネレーションが出るなら不足はないでしょう。
こんな好カードはまたとありません。東京競馬場にはにわかファンも殺到し、世界中の注目が集まるドリームマッチになりそうです。今いちばん実現して欲しい対戦です。
ダノンプレミアムはディープインパクトの産駒です。でも社台さんじゃないから、アーモンドアイの出走を邪魔する勢力はいないと思います。今度こそ、国枝調教師の意志を尊重してあげて欲しい。先生がここまでの馬にしてくれたんですから。
5月5日のドバイターフ祝勝会で、アーモンドアイの安田記念出走が正式発表されました。

ビューティジェネレーションは安田記念回避

馬主が、見送りを公式に発表しました。香港で休養とトレーニングを積ませて、連勝記録を伸ばすのがベストな選択とのことです。(オフレコ:彼またひるんじゃったよ・・ドバイのときのDeja vu)




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